2014年1月5日日曜日

ワイルド・レンジ  最後の銃撃   後味  ☆☆☆

2003年制作、ケビン・コスナー 監督・主演の正統派 西部劇。

「20分以上にわたるクライマックスの大銃撃戦が
 西部劇史上もっともリアルなガンファイトと絶賛された。」 


とウイキペディアに書いてある映画。




結論から言うと、

うそ偽りなし。

超リアル。(当然、銃撃戦は見たことがないが)
壮絶。
かっこいい!!

ケビン・コスナーが 所属する?カウボーイのボス役に
”ウォルター少年と、夏の休日” の ロバート・デュヴァル が、
舞台となる町の医者の妹役に アネット・ベニングが、
そして
”ダンブルドア校長” こと マイケル・ガンボン が 街を支配する農場主の悪役として出演。

物語は、
メンバーのカウボーイの一人が、街に用事を済ませに行ったところ、
街のワルにからまれ、ぼこぼこにされた上、収監されてしまう。

街を支配する悪農場主らに掛け合い、釈放されたものの、
目をつけられ、放牧している牛を狙われる羽目に、
そして、カウボーイ vs 街を支配する悪農場主 の戦いが始まる。

そう、西部劇によくある話です。

ケビン・コスナー といえば、トム・クルーズ以上に

「俺ってかっこいいでしょ」
という映画が多いが、

カウボーイのボスは彼ではなく、ロバート・デュヴァルにボスをやってもらったため

ケビン・コスナーくささが、大幅に薄められ、男くささを前面に出すことに成功し、
骨太な西部劇映画になったように思う。

それでも、ケビン・コスナーくさいシーンが0ではありませんが、1割程度であり、
ぎりぎり許せるレベルでした。

ケビン・コスナー嫌いが理由で、この映画のガンファイトを見逃すとしたら
それはもったいないです。

最大の見せ場のガンファイト。

絶賛されるゆえんは

 ありえないほど早撃ちで、
  かつ
 正確に敵にヒットさせることができる

 スーパーマン的なガンマンは出てこない。

ところでしょう。

すなわち、

皆、人間。 
人間通しの打ち合い 
が描かれているからです。

街の民を苦しめていた悪党を少人数でやっつける

西部劇にしては、後味もいいのが特徴。

面白かった。

後味  ☆☆☆

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