2012年12月31日月曜日

ファンシイダンス   後味 ☆☆

周防正行監督作。

一般映画としてはこれがデビュー作とのこと。

本木雅弘演じるお寺の長男が坊さんになるべき修行する、そのお寺での修行を面白おかしく紹介する映画。

”シコふんじゃった”、
”Shall we ダンス?"、
"それでもボクはやってない” など

ハウツー映画でヒットを飛ばすわけですが、

知らなかったが、略歴を見ると、”マルサの女をマルサする”という
伊丹十三を追ったドキュメンタリーもとっていたようです。

伊丹十三こそ、ハウツー・コメディというジャンルを作った監督。

周防監督は、事実上の伊丹監督のお弟子さんなんでしょう。



共演者も面白く、 
まるで別人、アイドルだった 彦麻呂( 「宝石箱やーー」の人)、や

今とほとんど変わらない サラリーマンNEOでも活躍の 田口浩正など

20年前の映画ゆえの楽しみもあある。

さらに、


相手役の鈴木保奈美や友人のシーンを
公開された時代が懐かしい。

肩パットの入った、眉毛濃いめバブリーな時代を感じるメイク、ファッション。
そういう時代に公開された作品。

今見ても、まったく違和感のない時代を超越したファッション、スタイル。
流行に左右されない伝承こそ命の
がより強調され、面白さが増したように思う。

後味 ☆☆

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