”コンフィデンス”や”パーフェクトストレンジャー”の監督ジェームズ・フォーリーの作品
「グレンギャリー・グレンロス」 ある不動産がある地名が原題
放題はトンチンカンで、無いほうがいい。
小さな不動産屋に働く男たちの話です。
不動産屋を舞台にした映画って聞いたことが無かった。
地味でしょ。
でも、出演者がすごい。
若き日のケヴィン・スペイシー が舞台となる支店の支店長を演じる。
そしてその支店には営業マンが4人
ローマ(アル・パチーノ)
:成績優秀なやり手の営業マン。
「おれはこんな物件くだらんと思うよ」などと客目線で口説き落とすのを得意とする
レーヴィン(ジャック・レモン)
:最年長。以前は営業成績もよかったが、、
モス(エド・ハリス)、
アーロナウ(アラン・アーキン)
:中堅といったところ
成績アップのてこ入れのために本社の人間(アレック・ボールドウィン)が来て、
「成績最下位のものはクビにする」
と、、事務所がパニックに。
それを聞いた日の晩、ある事件が起きる。
営業マンの生き残りをかけた戦いが描かれてます。
ほとんど不動産事務所のシーンだし、「営業マンの戦い」という地味な題材だが
芸達者な役者ぞろいで、引き込まれてしまう、迫力満点映画。
サラリーマンを描いた、男ばかりの物語というのも奇抜ですね。
最後に”どんでん返し”まで用意されていて、へたなサスペンスよりはらはらして面白かった。
また、ドラマとし知りつつも見終わって、
「不動産屋って怖いな」
「パーチノが不動産売るとなおさら」
って感じてしまう恐ろしい映画。
お奨めです。
後味は ★★★
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