2012年11月24日土曜日

セント・オブ・ウーマン 夢の香り   後味 ☆☆☆☆

scent of woman :女性のかおり

今回3回目の視聴。

目力のあるアル・パチーノ。はまり役。
本作でアカデミー賞主演男優賞受賞もうなづける。


盲目で女性好きの退役軍人(スターン)役にアル・パチーノ
そして、お世話をするためにアルバイトで雇われた苦学大学生(チャーリー)役にクリス・オドネル

自由にならないもどかしさと軍人気質からか、上から目線で傲慢な態度を取り続けるパチーノ。

最初は、「とんでもないバイトを引き受けたなあ」程度だった大学生。

セント・オブ・ウーマン

  アル・パチーノに付き添いNYへ、

豪勢なホテルを根城に、
リムジンに乗り、
高級娼婦を買い、
高級レストランで食事。

え、お金持ちだったの?

「そりゃ、マイケル・コルレオーネ ですよ。ゴッドファーザーだぞ」
「引退して片田舎に住んでいたとしてもNYなら顔が利くさ。」

と思ったが、映画が違う。
そんなはずはなく、

それには訳が、、、

とまどいながら同行するアルバイトの大学生にも悩みが、、
まじめゆえの悩みが、

老いた傲慢な老人と若く純粋な青年。

なにもかも正反対の二人が次第に理解しあい友情が芽生える物語。

ゲーム”、”不機嫌な赤いバラ”、”運命のボタン”、”インディペンデンス・デイ”など多数出演している名脇役 ジェームズ・レブホーン も、大学の校長として出演。


そして、後にアカデミー賞主演男優賞を受賞する”その土曜日、7時58分” のフィリップ・シーモア・ホフマン大学の友人役で出演。いやあ若い。ういういしい。
アメリカの悪ガキの顔。これがデビュー作のようです。

それまで、うっとうしく悲しげに感じられた
老人のキャラクタが光り輝くエンディング必見の感動作。

後味 ☆☆☆☆


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