原題 A Good Woman いい女
時は 1930年代、南イタリア アマルフィ。
織田裕二の映画の舞台でもあった高級避暑地での物語。
新婚のウィンダミア夫妻の夫に持ち上がった浮気疑惑に、疑心暗鬼になる妻メグ(スカーレット・ヨハンソン)の葛藤が主軸。
夫の浮気?相手は、NYから訳があって渡欧したアーリン夫人(ヘレン・ハント)。
金銭目当てで男を渡り歩いていると噂の女性。
そして、メグに恋心を抱く、夫の友人までも登場する。
夫は浮気しているのか?
メグ(
スカーレット・ヨハンソン )も浮気をするのか?
離婚するのか?
などと、監督の意図通り、見進めていくうちに、
ところで、
タイトルの A Good Womanって、誰のこと?
と思うようになってくる。
終盤、物語は思いもよらぬ展開になり、A Good Woman の謎が解けます。
こういう話だったのか、、と。
エンディングにもおしゃれなサプライズが待っています。
童顔で妖艶、人気のスカーレット・ヨハンソンよりも、謎の女を演じたヘレン・ハントの存在感が光ります。また、脇役ながら、アーリン夫人に惚れるタピィおじさん(トム・ウィルキンソン)もいい味出てます。
演技も演出も脚本もよく、後味も抜群な、大人のための隠れた名作ではないでしょうか。
お奨めの映画。
後味 ☆☆☆☆
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