2012年7月1日日曜日

クイーン    後味 ☆☆

このブログで英王室もの映画は3本目です。
深夜TVで放映されることが多いだけで決して自分の嗜好というわけではありません。

現エリザベス女王の元ダイアナ妃死去に対する対応を描いたのが本作、クイーン

エリザベス女王に扮したヘレン・ミレンが本作で2007年最優秀主演女優賞を受賞。
ヘレンさん、”エリザベスI世”という別の映画にも主演。つくづく王室と縁がある女優さん。

 

世界的に人気のあったダイアナ元王妃が離婚後、自動車事故で死去。
それに対し、半旗を掲げ、弔辞を発表すると国民が期待していたが、
「平民が死去しただけ」としきたりに固執し、弔事どころかロンドンの宮殿にも戻らず、完全無視することに。その結果、英国民やマスコミから非難を受ける。
就任したばかりのブレア首相のアドバイスを受け、国民に迎合する模様を描く映画。

ドキュメンタリーのようなタッチなため史実としてみてしまう。
「ダイアナは外面がいい」といった王室の発言も、ダイアナ人気がすごかっただけに逆に、
リアルに感じた。

広大な敷地内でレンジローバーを運転する女王に、人間としての王室を垣間見れたように感じた。


いい映画です。

後味 ☆




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