Part IIから20年後ぐらいのお話。
Part I,II と違い、脱マフィアを実践・標榜しているところに違和感を感じました。
いくらなんでも大企業を、、、バチカン市国まで、、
でも、20年たつとこうなるんでしょうか。おそろしい。
さらにマフィアよりも恐ろしい連中まで登場してしまう。
ここが他のPartになかった部分。
マフィアが一番怖い そういうストーリーのほうが、
離れた位置から鑑賞できるためエンターテインメントとして楽しめる。
それゆえ他のPart にあったスタイリッシュさ、ゴッドファーザーの世界観が後退してしまった。
ここが嫌いというファンも多いかも。
また、登りつめたマイケル・コルレオーネは不幸な人物として描かれている。
Part Iでなくなった 父 ビト・コルレオーネのほうがよほど幸せそうにみえる。
どんなに偉くなっても、これだけ悪事を繰り返すと、、、
というのがPart IIIの主題です。
Part I~III をとおして、解釈し切れず、余韻となって残る点が2つ
・皆(ビト、マイケル) 後継者に自分とは違うキャラを選択する
自分のしてきたことへの後悔? 反省からか? Change???
・ファミリーのためなら自殺的な行為も進んで実行するメンバー達
個を重んじる西洋でにもこういうことはありえるのか?
ファミリーを恐れてか? ファミリーLove故か?
次回作があるとすれば、”捨て駒”に焦点を当てた作品を見てみたい。
でも、ゴッドファーザーらしい スタイリッシュさがなくなってしまうが、、
色々考えさせられる作品です。
後味 ★★
後味リスト に全映画のリストがありますごらんください。
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